思考グセ、いろいろ

 思考グセって、意外とたくさんあります。
 すべてが悪い!と言いたいのではありません。
 もう少し余白を残せば、楽観的にもなれるのに、ということです。

 人はネガティブな考えの底なし沼に落ちてしまい、そこから上がってこれないことがあります。

「別に、いーじゃん。他人のことなんかほっとけ」

 いやいやいや、それって結構、危険もはらんでいるんです。
 ネガティブな考えに囚われるようになると、ストレスが溜まります。
 ストレスがある一定量を超えると、それは刃となって自分を傷つけるようになります。

 ストレスと言うと、すぐにメンタルに気が向く方がおられますが、フィジカル(身体)にとっても悪い影響があるんです。
 それが溜まりすぎると、最悪の場合、突然死することも。
 ストレスをあなどることなかれ。
 
 さて、思考グセの話に戻ります。
 どんなものがネガティブでストレスが溜まる思考グセになるのでしょうか。
 
 一言で済ますと、「独断的で論理的ではない思考」。
 うん。こんなこと言われると、難しいですよね。具体的に挙げていきます。

マイナス思考……良いことを無視して、何でも悪い出来事だととらえてしまう。

拡大解釈・過小評価……自分の短所や失敗を大げさに考えて、長所や成功を適度に評価しない。

感情的決めつけ……客観的な事実よりも否定的な感情を「間違いないこと」としてとらえてしまう。

すべき思考……何かをするときに、「~すべき」「~すべきではない」と考えてしまう固まった考え方。

一般化しすぎ……一つ悪いことがあるだけで、「いつもこうだ」「うまくいったためしがない」など、ネガティブにとらえてしまう。

結論の飛躍……特に確かな理由もないのに、深読みや先読みをして、悲観的・否定的な結論で終わる。

極端なレッテル貼り……失敗したとき、自分に対して極端にネガティブな決めつけをする。

 これらは、心理学で「イラショナルビリーフ」と言います。
 自分で気づく人もいるでしょうし、気づけない人もいるでしょう。イラショナルビリーフを、バランスがとれていない考え方、ととらえると、分かりやすいかもしれませんね。

 この自分の考え方のバランスの悪さを、人はなぜか、全て他人や過去の出来事のせいにしてしまいがちです。

 でも、ちょっと待ってください。
 それは本当でしょうか?

 判断するのは、あなたです。
 つまり、否定的なこれら思考グセの原因は、出来事から生まれているのではなく、あなたの考え方から生まれている可能性が高いのです。

 誤解しないでいただきたいんですけど、私は「あなたが悪い」と言っているのではありません。
 生きてくる過程で、こうした考えのクセを身に着けてきてしまっただけの話です。

 自分にどんな思考グセがあるのか、それを知ることで、気をつけよう、と思うきっかけになります。
 
 さあ、自分の思考グセについて、見直してみましょう。
 それだけでも、窮屈だと感じていた気持ちが、楽になると思いますよ。

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